健康的な人は、意識しなくても、体に悪いことはせず、体に良いことをします。体が体に良いか悪いかを判断し、教えてくれるので、意識的に勉強などしなくても、体感的に体に良いか悪いかが分かりにくい、体に良いことをやり、体に悪いことを避けるのです。つまり、元気な人は体の声を常に聞いていて、体が喜ぶことをしているということです。
インスタント食品を食べた後と、新鮮な果物を食べた後の状態を比べてみて下さい。体の感じは全然違うはずです。体に悪いことをしている人は体の声ではなく、食欲などに支配されているので、体の声が聞こえなくなっている場合もあります。このような場合には、まずは欲望を抑えることからしなければなりません。
運動や体に良い食べ物を食べることは体に良いことです。しかし、やり過ぎてしまうと逆効果にもなりかねません。頭だけで物事を判断するのではなく、体と相談しながら、運動や食事も決めていくべきです。無理に食べたくないものを食べたりするのはタブーです。一般的に体に良いものが、その人には合わない可能性もあるからです。あくまでも、体がスムーズに受け入れられる程度でやるべきなのです。常に体の状態と体の感じを確かめ、体と対話することが元気に過ごすには必要です。
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